クルマ腐るともマフラー残る
触媒なし爆音タイプで\79,000ナリ。ボーナスはたきました。
おお!ウツクシイ(*^^*)ポ。何でもエイデンシャの新井さんの知り合いが手曲げで制作してるとのこと。ガスケットなしの3分割式です。
とりあえず左のフェンダーを外した方がやり易そうです。まず、サイドマーカーの配線をはずし(この際だからニッパーでちょん切ってギボシにしといたほうが便利です)、11mmのナットを3つはずすとサイドパネルが取れます。
次にウインカーの配線をはずし、バンパーには布きれを巻いておきます。こうしておくと、フェンダー外すときにバンパーに引っかけてフェンダーを傷つける心配が無くなります。もっとも、ワシのはすでに傷だらけでした(^^;で、19mmのナットを2つ(赤矢印)外します。
次いでやはり19mmのナットを1つ、18mmのナットを1つ外します。これでフェンダーがはずれます。この間、約10分(^^;
すると見えるのがこの光景。赤矢印のクランプをはずすとマフラーのダウンパイプが取れます。青矢印はブレーキラインですのでご注意を。
エキゾースト系は高熱になるため、ボルト、ナット、ガスケットの類が固着して取りにくいのが今までの経験でした。で、CRCだのハンマーだのを用意して身構えていましたが、アッサリはずれました。クランプもハンマー一閃でごろりと取れました。気抜けした一瞬(^^;
最近バカになって、年がら年中ちかちかしてた排気温警告灯。もちろんワシはちっとも気にしてませんでしたが、今回でお役御免です。触媒にささっていた排気温センサーをはずしました。先端に熱電対が見えます。熱電対とは異種の金属を特殊な溶接でくっつけたもので、こうすると温度に応じて金属間に微電流が発生します。この原理を応用した温度計です。さよなら〜
センターパイプのクランプをゆるめ、ダウンパイプをひっ掴んでぎこぎこやること10分、触媒もろともダウンパイプが外れました。9年落ちのクルマにしちゃ、状態はそれほど悪くなさそうね。
センターパイプはご覧のデカイ輪ゴム2カ所にぶら下がっています。1カ所につき、ボルト1本で外れてしまう整備性の良さ(^^;
テールパイプは2カ所でゴムベルトにぶら下がっています。これもアッサリ解体。で、センター/テールもろとも引っこ抜いたのがこの状態。
タイコはこんな状態。鉄板を丸めて作ってあるタイコは溶接の継ぎ目から亀裂が発生。前オーナーはアルミ(?)板を継ぎ当ててリベット止めし、さらにガンガムを塗りたくってました。
さよなら。
ニューマフラーは無調整でばっちり装着できます。元々のパーツを利用して装着できるようになっていて、作り手の気配りが感じられます。取り付けはセンターパイプからやったほうが良いでしょう。ダウンパイプもボルトオン!
サイドはこんな感じ。良い色に焼けてくれよぉ。
テールパイプもどんぴしゃ。音は結構野太いです。
これまでの作業は約2時間。さらに驚くべき事に一切ジャッキアップしてません
圧倒的な整備性の良さですね。2CVは本当に良くできたクルマだと思います。試乗はこれからですが、触媒が無い分、ヌケが良いと思われます。また実は2CVは触媒が無くても車検通るらしいのです。今月、車検ですので確認する予定。