本日用意したモノはこんだけ。では順に...
両者とも廃油の処理に必要です。オイルぱっくんだけでなんとかなりそーだが、結局周囲に廃油をばらまけ、泣くのでオイル受けも用意したほうがいいでしょう。デルタの場合、オイル量は約5.3Lなので6L用以上のものを用意しないと泣きます。ん〜、ポルシェなんかどーなるんじゃろ(^^;
フィルタレンチはデルタの場合、オートバックスとかで売ってる"ナゲナワ式"のヤツは使えません。とてもぢゃないけど回せないでしょう。で、私は高〜いBluePointのヤツを使ってますが、最近、フィルタの頭にかぶせるタイプのヤツを発見、これでもいいでしょう。いずれにしても、上から回すタイプぢゃないと使えません。そのほか、デルタの場合12mmのヘキサゴンレンチも必要です。これはドレンプラグ外し用よ。
オイルはB's Garageオススメのペトロカナダです。国産車なら4L缶で余裕ですが、デルタだと6L必要。辛いところっす。エレメントは純正だと高いので、東久留米のFLMC(フィアット・ランチア・メンバーズ・クラブ)で購入。
オイル交換のタイミングはエンジン停止後30分位がいいでしょう。完全に冷えているとなかなかオイルが抜けきらないし、ちりちりに熱いとヤケドします。作業場所はコンクリの上など、カタイところで。地盤がユルいとこでやるとジャッキがメリこんだりして大変よ(^^;
まずやることはバッテリー外し。デルタはコレやらないと手が入りません。バッテリー端子外すときはマイナス端子から。どーしてか?っていうのは自分で考えてね。勿論付けるときはプラスからよ。
それからクルマをジャッキアップ、ウマ(リジットラック)をかませて、カムカバーのオイルキャップも外しておきます。
次にクルマにもぐって、ヘキサゴンレンチでドレンボルトを外します。勿論オイル受けを置いて置かないと泣くよん。オイル顔にぶちまけて泣いたヤツ知ってるし(^^;
フィルタレンチはこうしてエクステンションを付けないと、届きません。必要なら、買ってきましょう。コイツで古いオイルフィルタを外します。
外したドレンプラグ。国産と違って、変なカタチでしょ。きれーに洗ってシールテープ(エーモン製でオートバックスとかで売ってます)を巻いておきます。再びクルマの下にもぐってドレンプラグを締め付けます。デルタの場合、締めすぎに注意。過剰に締めるとボルトがオイルパンの中に落っこちてしまいます。こーなると、お手上げで、オイルパン交換となります。私のデルタの場合もかなり穴が拡がっていました。以前のオーナー行きつけのショップのいい加減さがわかるところです。
廃油はこうしてオイルぱっくんへ。これで燃えるゴミとして出せます。
新しいフィルタのゴムパッキン部にはオイルを塗っておきます。こいつの締め付けは手でやってね。レンチでやると締めすぎちゃうから。ぎゅって感じ。
ドレンプラグ、フィルタを付けたら、オイルゲージ確認しながら新しいオイルを注入。いちおー、オイルジョッキ使った方がこぼさなくていいよ。エキマニにこぼしたりすると、あとで黒煙もうもう、なんてことにもなるし。
ジャッキをおろして、交換終了。簡単でしょ。休日ごろごろ過ごしてるんだったら、このくらい、やってみれば?クルマへの愛着もひとしおっすよ。ちなみに、この日はタイヤのローテーションもしましたが、絶対やってはいけないのが、
コレ↓
こうやって締めるとホイールハブ痛めてしまい、いいことなし。こうやって締めすぎたクルマが走行中にボルトが吹き飛び、登校中の小学生の列に突っ込み、悲惨な死傷事故を起こした例もあります。絶対にやめましょう。適正締め付けトルクは12kg程度です。