サスペンション・スプリングの交換

 私のデルタは購入時に騙されたため(^^;なんと日産製の触媒がついています。コイツがまた、オリジナルよりはるかにバカでかい。ま、もっとも性能に関しては文句ないんだけど、2年前にショックをコニ・スポーツにしたところフロントの車高が若干下がり、轍の深いところでは触媒を擦ってしまうのが悩みのタネでした。以前ちょっとジャンプしたらエキパイごと曲がってしまい、プロペラ・シャフトに干渉してしまったりしました。
 こないだmineiさんの16V(同じくコニ・スポーツのショック)と比べたところ、私の方が車高がエライ低いので、「これはスプリングがヘタってしまったに違いない」と、分析。どうせ交換するならスポーツ・コイル入れてみようということでFLMCでJAMEXのスプリングを3万2千円で買ってきました。で、自宅で作業開始。

 とりあえず共締めされているOMPのタワーバーとともにストラットのナット2本(エボは3本)をゆるめます。

 ハブにストラットを固定する17mm(エボは19mm)のボルト&ナットをゆるめます。ボルトが抜けたらがこがこ揺すってやると....

 ごろりと抜けます。この後、インパクト・レンチが必要であることが発覚。ストラットを組み戻し、B'sにて再開することになりました。一敗(; ;)

 B'sで借りたスプリング・コンプレッサーでコイルを圧縮、これまた借り物のインパクト・レンチでカップを固定するボルトをゆるめ、ショックを引き抜きます。

 スプリング・コンプレッサーはくれぐれも良いモノを使ったほうがいいです。これがはずれて顔面に当たり、亡くなったメカニックは数多いと聞きます。事実、おさむちゃんの友達が作業中にこれが外れ、コイルは跳ねて胸を直撃、友達は5mほどすっとんでいったそうな(^^;おそろしや。

 左がノーマル、右がJAMEXのコイル。げ、なんかJAMEXの方が短いし、線が細いぞ。こりゃ、ますます車高下がるかも(^^;

 組立完了。赤いコイルに黄色いショック。う〜む、カッコはいいんだけどなぁ。

 さて、取り付けですが、さっき、はずす時に勢い良くハブを引っ張ってしまったため、ドライブ・シャフトのスプラインが抜けてしまったようです(; ;)二敗目。

 しょうがないのでタイロッド・エンド・プラーという特殊工具でタイロッドをはずし、ハブを引っこ抜くことになりました。

 どうにも入らないので、ついにブチさんに救援を頼みました(; ;)

 さて、ずーっとこの作業を見ていた連れのぼーしやが、「あれ、グリス漏れてるよ」などとのたまう。「どこどこ?」あらら、ホントだ。ドライブ・シャフトのミッション側のブーツが破れ、グリスが漏れてます。後日対処することにしました。う〜ん、三敗目。
 怒濤のフロントがとりあえず終了。右リアのストラットをがこがこ揺すっていると、左リアにうずくまっていたぼーしやが「17mmのメガネちょーだい」というので貸してやると、何やらやっています。右リアのストラットに新しいスプリングを組み込み終わった頃、なんとぼーしやは左のリア・ストラットを持って出てきました(^^;世の中広しといえども、デルタのストラット交換やったことのある女の子は珍しいでしょう。ど〜してこうなっちゃったんでしょ(^^;
 で、ついに完了。ジャッキをおろすと.....

 うあぁ、低いぞこりゃ。ブチさんは「カッコいいぢゃん」なんて笑ってます。ヤバそーだなー。

 作業終了。ぼーしやのロードスターと別れ、帰途につきました。なるほど、しゃっきりしたようです。で、家のガレージにバックで入れようとしたら、案の定5cmの段差のコンクリートで触媒カバーを擦ってる音がしました。「あー、やっぱりな」と思いながら、そのままバックしたら、
がん!
という音と共に引っかかっちゃった。ああ〜、と思って覗いてみるとガレージのコンクリが欠け落ちてます。どうやらマフラーのフランジが引っかかったようです。げろげ、ガレージにも入れられなくなっちゃった(; ;)四敗目。とりあえず、木っ端をフロント・タイヤの下に敷き、無事ガレージに納めることはできましたが、これぢゃ、コンビニにも入れないぞー。


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