私のデルタは購入時にはクイックのステン・マフラーがついていました。これが触媒無しだったので某ショップのインボー(^^;により、ノーマル・マフラーに戻してから納車されたワケです。納車整備には3ヶ月もかかり、ガイシャ初体験の私はここでも騙されたのでした。で、ヤツらはナニをやっていたか。どうやら純正の触媒が手に入らなかったらしく、日産車のテキトーな触媒を無理矢理くっつけたのでした。おかげで触媒の最低地上高が下がり、大きな轍だと擦ってしまうくらいになっていたのでした。ま、性能的には問題なかったので4年間乗っていたわけですが、マフラー・マウントのゴムがヘタってきて、いざ交換となったら新事実が発覚したのでした。
無理矢理デカい触媒をつけたため、マフラーの全長がやや長くなり、マウントのステーが、樹脂製のガソリンタンクをつついていました。コレは結構ヤバいでしょ、ってことで元B'sGARAGEのメカニック、棚網氏のワークショップ・サムへ入場させ、ついでにクリアランスのでかくなったリアデフも看て貰うことにしました。
向こう側が日産製触媒、手前がオリジナル。日産製はでかいし、平べったい。ちなみに、パイプはちょん切られてしまったマフラーへ継ぐために用意したもの。
茶色のパイプがマフラー。サビている部分は日産製触媒をつけるために切り接ぎされた部分。
フロントもこんな感じでちょんぎられていました。
結局どういうことかと言うと、
日産の触媒をつけようとしたが、幅が広くてフロアパネルのくぼみに入らない。しょーがないので、マフラーをちょん切り、ナナメ下へパイプを新造、フランジを溶接して完了、としていたのでした。これで7〜8cmは下がったはずです。
オサム氏はこのために電気溶接機を買い込み、元に戻してくれました。感謝m(_ _)m
次にリアデフですが、コイツを降ろすには、リア・サスペンション・フレームと樹脂製のガソリンタンクを降ろす必要がありました。めんどくさいよね。
デルタの樹脂製ガソリン・タンク
リアサス・フレーム
これがウワサのトルセン機械式リアデフ。実は日本のゼクセル製です。知ってた?
リアデフはバラしてシム調整をしてみたところ、ガタに変化はなく、ギアが摩耗しているのだろうとのことでした。こーゆーギアは単体で販売しているワケはなく、アッシーだと30万以上はするシロモノです。ま、多少ガタはあってもコワレることは無いよ、との話だったので、今回はデフオイル交換でお茶を濁しました。
でも、こんなに駆動系にガタが来たのは、おそらくハイグリップタイヤ(ファルケンGRベータ)を履いていたせいでしょう。このタイヤ、1年も持たない「消しゴムタイヤ」でしたが、箱根では無敵でした>嘘
デルタにハイグリップ・タイヤは禁物です