結構簡単、クーラントの交換


 久しぶりにクーラントのリザーバタンクのキャップを開けたら、クーラントが真っ茶っ茶でした(^^;日頃面倒見てやってないことの証明ですな(^^;で、クーラントの交換です。冬のシーズンを控え、少なくとも年1回は交換しましょう。

 ヒーターつまみを最大にしてヒーターバルヴを開け、リザーバタンクのキャップも開けておきます。

 フロントをジャッキアップ、冷却ダクトをはずした光景。デルタにはラジエーターにドレンコックはありません。ヒトによって、いろいろ流儀はありますが、私は赤矢印のタービンのリターン側のホースをはずしました。すると、真っ茶っ茶なクーラントを排出できます。

 今回は強力な攻撃をかますことにしました。水道のホースをさっきはずしたタービン側に差し込み、ホースクランプで止め、水道の蛇口を開きます。こうすると通常のクーラントの流れと逆になり、結構サビが出てきます。反対側から綺麗な水が流れているのがわかります。たまに水道のホースを足で踏みつけ、また離してやると、水の勢いでゴミが取れます。

 リザーバタンクからも水があふれ返ってきます。よく見ると、錆の粒子が浮かび上がってくるのが見えます。本当はこのタンクも外して、洗ってやると良いのですが、今回はメンドいのでパス。

 タービン側のホースを抜き、今度はリザーバ側にホースを突っ込み、蛇口を開け、エンジンを始動します。こうするとさらにエンジンブロック内の錆が出てきます。

 エンジンを停止、水道を止め、ひとしきり水が止まったらタービン側のホースを元通りに戻し、今度はクーラントを注入。いっぱいまで入れたらエンジンを始動して、水温がサーモスタットの開く90度以上になるまで待ちます。たまにエンジンをレーシングさせてやると良いです。サーモが開くとリザーバタンクの水面が下がるので、クーラントを補充してやります。補充が終わったらキャップを閉めます。これで冷却系の水圧が上がってきます。

 エンジンを始動したまま、ラジエーターのエア抜きバルブ(赤矢印)をマイナスドライバーで緩めるとあぶくが出ます。あぶくが出なくなったらOK。

 その後、しばらく走ってみて、クーラントが減っているようなら補充しておきます。


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