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フォーク・ギタリストのためのコードワーク入門vol.4(Jazzコードのアレンジ)

 さて今回のお題はこれです。いきなり譜面だ!って驚かないでね。弾いてみればすぐわかる、あの「きらきら星」です。
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 これをギターで伴奏するとなると、まぁこんな感じでしょう。
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 え?なに?バカにしてんのかって?あ、すみませんでした。これではあまりにも単純ですよね。つーことでこれをそのままJazzコードに置き換えてみます。
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なーんか、これもちっとも芸がない。何故でしょう。音楽とはメロディ(旋律)とハーモニー(和音)からできています。そんなの言われなくたって分かってるわい!ホントにそうですか?世の中には作曲家という人と編曲家というひとたちが居ます。何?編曲って。他人のメロディをこねくり回してうまいことやってるの?僕も昔はそう思ってました。でも、編曲(アレンジ)というのはメロディに新しい命を与える、重要な作業です。メロディが単純であればあるほど編曲が重要な位置を占めるのです。では、ちょっとやってみましょう。

  1. まず、1小節目Cmaj7が4拍も続くのでダサい。2小節目の頭のFmaj7へ行くために3拍目からC7に置き換える(このC7は、Fmaj7に対するドミナント・セブンスと言います)。
  2. 2小節目のFmaj7の後に一瞬Fm7を入れます(Fmaj7はサブドミナント、Fm7はサブドミナント・マイナーコードと言います)。F→Fm→Cというのはありがちな進行。
  3. 2小節目、3拍目のCmaj7、代理コードのEm7に取り替えます(Cmaj7の代理コードはこの他に、Am7などがある)。
  4. 3小節目のFmaj7は代理コードのDm7に置き換えます。
  5. 4小節目のG7→Cmaj7はG7をDm7→G7と分解し、さらにDm7をDm7/Gに置き換えます。これもありがち。
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ね?ずいぶんイメージ変わるでしょ。「きらきら星よ〜♪」と歌いながら弾いてみてください。では、もうひとつのアレンジを。3番目の譜面を見ながら解説します。

  1. 2小節目のFmaj7を代理コードのDm7に置き換えます。
  2. 1小節目のCmaj7から2小節目のDm7の間にC♯dimを入れます。これをパッシング・ディミニッシュと呼びます。こうするとベース音が半音ずつ上がっていきますよね。
  3. 2小節目の3拍目のCmaj7をEm7に置き換えます。するとDm7→Em7となるので間にまたもパッシング・ディミニッシュのD♯dimを入れちゃいます。これで1小節目の頭からベース音はずっと半音で上がっていくことになります。
  4. 3小節目のFmaj7をDm7に交換、Dm7へのドミナント・セブンスということで2小節目の4拍目にA7を入れます。
  5. 3小節目の3拍目Cmaj7のドミナント・セブンス、ということでG7を入れます。こうするとDm7→G7→Cmaj7となります。
  6. そのCmaj7を代理コードのEm7と交換。
  7. 4小節目はDm7→G7→Cmaj7とします。で、3小節目の4拍目にDm7のドミナント・セブンス、A7を入れます。
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 一拍毎にコードが目まぐるしく変わるので弾くのは大変かも。でも、ずいぶんとJazzっぽくなったでしょ?メロディを生かすも殺すもアレンジ次第。アレンジには無限の可能性があることがわかるでしょう。では、また。