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フォーク・ギタリストのためのコードワーク入門vol.5(ベースラインを意識しているか?)

 友人のギタリスト、六弦舎でもおなじみの高田彰とよく話すのですが、どうもフォーク系のミュージシャンはずっとソロでやっているせいか、ギターアレンジにビートを感じられないんだよなぁ、と。彼の説によると、元々バンドでプレイしていたミュージシャンが弾き語りをやるとちゃんとベースラインを意識している、というのです。どういうことなのでしょう?で、今回はその高田彰の歌「三文芝居のテント小屋」を題材にしてみましょう。彼の歌はここで聴けます。

 題材にするのはサビからの4小節です。コードだけを純粋に拾うとこういう感じになります。
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 ま、アタリマエっちゃアタリマエなんですが、実は高田彰はこういうふうには弾いてない。例えばこの曲をバンドでやったら、ベーシストはどのように弾くのでしょうか?
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こうすることでビートが生まれるわけです。8ビートとはそういうこと。で、ベースの居ない弾き語りではどうするか?
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 このように親指のベースパターンにさっきのフレーズを導入するとビートが生まれるのがわかるでしょうか?しかーし、例えば譜例2のようなパターンをベーシストが弾いたら、そいつは「ルートしか弾けない、タコ・ベーシスト」ということになります。実際には高田彰はこのように弾いています。
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 2小節目からベース音が綺麗に降りてきているのがわかります。譜例1のような単純なコード進行でも工夫次第でこのように生き生きとしてくるのです。弾き語りの皆さん、自分の曲のコードを考え直してみてはいかが?