
僕が自分のライブでたまに演奏するDADGADチューニングの小曲がある。僕が変則チューニングの多くを学んだ
教則本にたまたま載っていた譜面とCD。あの、ピエール・ベンスーザンが編集したこの教則本は12人のギタリストが弾くオリジナルのDADGADチューニング曲をまとめた本なんだけど、ヘタな理論書よりもはるかに役に立った。この本の中にあった小曲「The Rose and The Pearl」を気に入って練習した。で、この曲を作ったのが
Doug Smithというひと。もちろん日本で知ってる人はほとんどいないよね。僕だって全然知らなかった。で、amazonでCDを取り寄せたんだけどこれが結構良かった。テクニックはもちろん凄いんだけど、曲とメロディがいいんだ。上手いギタリストっていくらでも居るけどメロディアスなひとってあんまりいない。
まぁ、世界には上手いひとが居るもんだよな、くらいにしか思っていなかったんだけれど。。。アリさんがよく出演する曙橋Back in Townからのお知らせメールをある日なにげなく見ていると。。。。「うわ、Doug Smith初来日!だと」日本人のやはりギタリストの
住出勝則さんがアメリカから呼んだらしい。これは事件だ。行かねばなるまい。
大雨のなか、Yっちと行ってみると会場のお客さんはギターヲタばかり(^^;女子の比率が極端に少ない。お客さんは35人くらいかな、ちょっと少ないよね。ホスト役の住出さんのライブが始まる。初めて聴いたんだけど結構ヒッティングを多用するひとみたい。でも普通のピッキングの曲のほうが断然良かった。そして休憩の後、Dougが登場。で、でかい。。。身長は190cm以上あるらしい。そしてまた手がデカい。反則だよ、アレ。一曲目の「Renewal」でヤラれる。CDと寸分違わない。右手のコントロールがカンペキで揺るぎない。コードのバランスと音色が素晴らしい。あーすげーなー、口が開いてしまう。彼が弾いてるのはハワイの
ジェームス・グッダール制作のギターなのだが、たぶんそんなのはどーでもいい。右手親指の爪は伸ばしていたけど、今日はサムピックを使ってましたね。日本では彼のオリジナル曲はなじみがないと思ったのか有名曲のアレンジが多かったのだけれど、もっと彼のオリジナルをやってほしかったな。テクニック的には、日本でも上手いギタリストは数多居るけど、Dougの場合は一段上を行ってる感じ。要するに強烈に上手い。あの行進曲「星条旗よ永遠なれ」をソロギターでやっちゃってたんだけど、笑っちゃったもん、凄くて。そして悔しいことに歌も上手いんだよな、これが。

こちらはホスト役の住出さん。アンコールにDougと二人でやった「The Water is wide」は良かったな。

ライブ後に例の教則本にサインしてもらいました。譜面を見せたら結構びっくりしてました。握手したら僕より確実に第一関節ぶんくらい指が長かった。反則だろ。僕だって身長170cmはあるのに、彼とならぶとこの通り。
やぁ、凄いひとっているのね。あと、音楽って生で聴いてみたいとわかんないよね。今更ながら。