沖縄1日目(2014-02-17 23:49:13)へのコメント


by 仲村ちづる(2014-03-06 17:29:51)

初めての“三線教室”とても興味深かったようですね。
今度沖縄にいらっしゃる際は沖縄民謡酒場でディープな沖縄民謡か
浦添の国立劇場で古典組踊や琉球舞踊か沖縄芝居を是非に堪能なさって見て下さい。
三線のチューニングは基本プロはC-F-Cお稽古では男性・女性共に稽古する場合は
B-E-Bで演奏をします。唄三線には歌の無い曲が極めて少なく基本歌ありです。
その際女性は男性のちょうど1オクターブ上の旋律を歌います。
中弦の4フレットの音は“尺”と言います。基本は“浅い”尺・尺・“深い”尺で
3つを使い分けますが古典楽曲では尺と“深い”尺の間の音をよく用います。
楽譜“工工四”上の表記の区別はなくすべて“尺”と表記しますので
その区別は対面式お稽古での耳の聞き分けがすべてです。
先生の中にはその区別を優しく教えて下さる方もいらっしゃいますが基本教えません。
と言っても難しいことではなくて“勘(ツボ)”を抑えるのと同じこと慣れの問題です。
まぁ1年すれば慣れるかな?3年くらいかな?そんな気を長く持って付き合えばよいのです。
チューニングはその人の歌うKeyに合わせますので上記のものがすべてではありませんし
多少のずれは気にしません。と言っても私の取り組む琉球古典音楽はその限りではありませんけれど...。薬指は基本使いませんが使う場合もあります。指運びの具合とかに依ります。
私の習った古典の先生の流派では薬指を用いました。
薬指を用いるのは民謡やPopsに多いですね。
私も行く末は月照る浜辺で心のままの思いを言葉に乗せて歌にするのが最終的な目標で
誰に聞かせるために歌うのでもなく自分自身の戯れのために歌うだけです。
そんな具合にひとり三線を奏でひとり歌うことが基本姿勢であったために唄三線を始めたところは大いにあります。まぁひとりの唄者との出会いが導いたのですが40歳を迎えたことを機に
中断していた音楽を何か一人で出来る形で始めたいと思ったこともきっかけでした。
ですが何よりそのきっかけを下さった唄者の歌に魅了されたのが大きいです。
人生の方向性を変えて下さったとでも言いますか?そういう出会いが20歳の頃にもありましたが
20年周期くらいなんですね。そういうことは特に...。先の60歳ではどういう出会いが訪れるか今から楽しみです。
三線のことなら少しくらいはわかりますからお会いしたときにお話ししましょう。ではこの辺で..。


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