オルタネーターが....('00 1/8)


 ずーっと、懸念事項であった「オルタネーター警告灯が薄〜く点灯してる」原因を探るため、例によってB's GARAGEで電流を測定してみることにしました。

 以前、自分のちゃちぃ電圧計でバッテリー端子電圧を測ったところ問題無さそうでしたが、やはり電流も測ってみなけりゃわからんでしょ。ということで、B'sさんの電流計をお借りしました。ちなみに大電流が流れるため、小型のテスターだと一発でパンクします。エンジン始動すると電流計の針はプラスに振れ、順調に充電してるように見えます。ここでスロットルを吹かしてみます。一瞬大きくプラスに振れた後、もんどり打ったようにマイナスに振れました。これはオルタネーター内の整流ダイオードの何本かがショートしてることを意味するそうです。やはりアンタか。

 ちなみにオルタが完全に逝くと、クランキング時にスピードメーターがめちゃくちゃに振れたりすることがあるそうです。ご参考までに。というわけでオルタネーターを外すことにしました。作業にあたり、バッテリーのターミナルを外しておきます。

 オルタネーターの着脱には駆動ベルトを外さなければならない。Xantiaの場合はベルトのテンションは自動調整式。と言ってもテンショナーに大きなぜんまいのようなバネが仕込んであるだけのことです。まずはこのテンショナーを外さなけりゃいけない。前回のタイミングベルト交換時と同じく、テンショナー下部の角穴に3/8inchの長めソケットハンドルを突っ込み、渾身の力を込めて左へまわすことになります。そのとき片手で4mm程度の鉄棒(ヘキサゴンレンチが具合がよろしいです)をテンショナーの穴 (矢印)に突っ込んでおくと、回していくうちにベース側の穴に鉄棒がすこん!と入ります。これでぜんまいがロックされたわけです。

 この状態でベース側のヘキサゴンボルトをはずすと、テンショナーが取れます。この鉄棒、折れたりすると大けがの元になりそうです。気を付けましょう(^^;

 オルタネーターが見えてきました。根本のボルトを抜き取ります。が、オルタは横からは取り出せないようです。

 仕方がないので上からのアプローチになります。オルタへの配線類をはずしてからの作業になります。それにしてもハイポンプからの高圧配管がじゃまです。知恵の輪のようにぐるぐる回していたら、やっとはずれました。

 やぁ、流石現代車。立派なオルタネーターです。と、思ったら三菱製でした。国産部品でも逝くときは逝きます。まぁ、アタリマエですが。

 マツダのカタログを探したところ、オルタネーターはアッシーでしか供給されていないようです(; ;)仕方ないので電装屋さんにOHに出すことにしました。国産なのでブラシやダイオード、レギュレータの確保は簡単だろうとタカをくくっていましたが......
 電装屋さんからの回答では、やはりダイオードが何本かショートしていたそうです。ただし、国産のくせにレギュレータは本国オーダー(; ;)とのこと。OHは一ヶ月かかると言われました。なんじゃそりゃ。仕方がないのであの、キャロルで中古オルタをゲット、取り付けてしまいました。で、オルタのOHが終わる前にXantia本体が人手に渡ってしまうのですが......(^^;
戻る


Min^2's E-Mail : min2@os.rim.or.jp