2CV

2006年06月30日


 A田舎のAさん経由でシアトルから写真が届く。なんと元僕の2CVの現在の姿。ベージュだった幌はブルーに張り替えられ、ぴっかぴかに磨かれてる。でもリア・フェンダーのこすり傷とリア・バンパーの歪みはそのまんま。フレンチブルーやA田舎のステッカーは剥がされたみたい。機関は絶好調。高速では130km/hは出た。あまりの調子良さに現オーナーから「チューニングしてんの?」と疑いがかかったらしいが、実際のところはU自動車の神様の手によって点火系、キャブの調整が行われたにすぎない。さすがは神様である。年に1度のプラグ交換はお約束だった。
 こと、モノに関しては執着は無い僕だけどこういうのを見せられちゃうと、ちょっとね。いままでいろんなクルマに乗ってきたけど、やっぱ2CVが最高だ。ランチアもフェラーリもポルシェも僕の中ではこのクルマには勝てっこない。これほど運転が楽しいクルマも他になかった。次点でMG Midget。ひ弱なクルマを速く走らせる、という技術を学ばせてもらった。このクルマで引っ越しをして、東北旅行へ行って、ゲームラリーに出て、プラモを作って、サーキットを走った。亡くなったEijiさんとふたりでエンジンを下ろしてクラッチを交換したり、酷暑の環七でエンコしてコイルを濡れぞうきんで冷やしながら走ったり。2度海を越えた「ウチの2CV」の第2の人生が始まった。
 これを記念して?ココに復活させておきました。




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