ヤマハのセミアコ

2008年06月21日

 YAMAHA SA1200S。僕がこのギターを買ったのは大学に入学した年だから、1984年ということになる。YAMAHAのギターは値段が型番になっていたのでこれは12万円のモデル。でも当時はセミアコって人気がなかったので御茶ノ水の谷口楽器で新品でも半額の6万円で買えた。で、やっぱりリー・リトナー好きだったのでサンバーストじゃなくてチェリーレッドのを買った。これを買ってからそれこそ毎日6〜8時間は練習した。
 ある日ジャズ研の練習でパイプ椅子に立てかけておいたらすごい音とともに倒れた。そのときにヘッド裏に亀裂が入っちゃった。でも弾いてるぶんには大丈夫みたいだったのでそのままにしておいた。その後interposeってバンドをやったり、レコーディングをしたり、何の問題もなかったんだけど。。。。
 ふと思いついて松下工房へ持ち込んでみた。いつもの川中君の顔が曇る。「木までいっちゃってますねぇ。これだと接着剤だけだとまた剥がれちゃいます。補強するとなるとこれだけで8万行きますね。」うわ、マジすか?6万で買ったギターなのに8万ですか。。。。。折れた部分をザグって、違う木で再生するのだそうだ。それを聞いていた社長さんが「お、SA1200Sですかぁ、スプルーストップのモデルですね」と割り込んでくる。社長さんによるとYAMAHAのスプルースのモデルはとっくの昔に絶版になっていて滅多に手に入らないのだそうだ。甘い音で、ギブソンのES-335なんかよりよっぽどいい音がする。YAMAHAのピックアップはピーキーなので、これをギブソンのP.A.Fに交換するとメチャ良くなるのだそうだ。なんかヤケに詳しいなと思ったら、川中君が後で教えてくれた。「社長はもともとYAMAHAに居たんですよ」はー、なるほどそういうことか。ところが指板もねじれたりしてるし、ボリューム類もガリが出たりしているので全とっかえということになった。で、お見積もりは。。。。。14万(; ;)
かなり悩んだんだけどお願いすることにしました。これで一生手放せなくなりますた。
 渋谷へ出ようと副都心線の明治神宮の駅へ。流石にぴかぴかですね。ところが今日も電車は遅れてました。10分遅れでやってきたのはなんと7000系。なんだ、有楽町線のお古じゃないか。30年落ちの中古車で開業したのね、副都心線。


コメント

わー、14万!(@o@)

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