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　病院で凹んだあとは新宿で映画。クドカンの「少年メリケンサック」だ。1981年に解散したパンクバンドの話なんだけど、時代設定がまさにストライク。僕もYっちもまさにあの真っ只中にいた。クドカンってまだ30代だよね。それにしては当時の雰囲気結構出してると思う。とりあえず懐かしくて、そしていっぱい笑いました。佐藤浩市はですね、カッコよすぎですね。当時のパンクスはもっとダサかった。トモロヲ氏は良かったす。ちょうどあのころだと新宿LOFT、渋谷屋根裏、渋谷LaMamaあたりか。大体ヘビメタなひとたちは見た目に比べてテクニック志向で礼儀正しかったけど、パンクスはヤバいやつら多くて、正直ちょっと怖かったよ。暴れてお店壊しちゃうしね。面白かったけど映画としては後半ちょっとダレ気味。宮崎あおいのハジけ具合、クドカンが「最近のヌルい音楽シーン」を嫌ってるのはよく分かった。さくらの歌なんて歌ってんじゃねーよ、僕が守ってあげる、なんて歌うなよ、みたいな。あと、「農薬飲ませろ〜！」ってのはすばらしい歌詞だと思います、はい。