フォルヒ・ギター
2010年05月01日

表通りのクロサワでマーチンの36万のOM-28の弾かせてもらうが、僕のNorth Woodのほうが全然いいや。マーチンってやっぱロクな楽器が無いよね。100万以上するやつは別だけど。で、いつものWoodmanへ行ってみるが、ここ、在庫がダメダメになりつつある。渋谷店もそうだったけど。収穫無し。
ホーボーズ。高級ギターが並ぶ。偶然らしいけど、D-28のクラレンスホワイト・モデルが2本もある。大阪からお客さんが見に来ていたよ。ここで目に付いたのがチェコ製のフォルヒ。値段の割に各方面から絶賛だったので弾いてみたかった。

いただいたカタログの文章が泣けるので掲載しておく。
社会主義国であるチェコスロバキアのブルーグラスプレイヤーである、フランティセク・フォルヒはなぜ自分の国には良いギターが無いのか、不思議でしたフォルヒ、絶対のオススメです!
遠い自由の国からやってくるギターは、素晴らしい音色を奏でますが、値段が高すぎて、誰も買うことができません。
そして、1981年のある日、フランティセクは、自宅のガレージでギターを造り始めました。当局の目を気にして、友人たちと必死で作り上げたギターは、きっと自由の音がしたに違いありません。
1989年11月、ビロード革命によって民主主義の国、チェコ共和国が誕生すると、フランティセクのギターは、ヨーロッパ中のプレーヤーに迎え入れられ、愛されるようになります。そして2003年の春、フランティセクのギターは10000kmを超えて、日本へやって来ました。