MOTU MicroBook

2010年07月31日

 バリバリ買う気になっていたオーディオI/F。候補に挙がっていたのはYAMAHA MW10C。USB出力は2chステレオだけど入力側には10chのミキサーが付いてるってやつ。近所でDTMコーナーが一番充実してそうな新宿の新星堂へ乗り込むと、売ってない。
 これはやっぱりプロに聞いてみよう、と店員君に説明してもらうとYAMAHAもRolandも使い勝手はいいが、やはり音質は輸入物にかなわないと言う。「MOTU」というその筋では有名なメーカーから廉価版の新製品が出たばかり(32,000円)で、音質は素晴らしいと言うのでなんとそれに決めてしまった。多入力が必要なら10chくらいのミキサーを買えばいいわけで1万円くらいで手に入る。MOTU MicroBook
 Macユーザーをかなり意識しているみたいなパッケージ。つーか、Macそのものじゃん。
 いつもライブのMDはアナログ経由でこうやってPCに取り込んでいた。下に見える、PC本体に組み込まれているのは今まで使っていたSound Blaster Audigy2のパネル。

 輸入物だけあって取り説はチョーわかりにくい。I/F本体のコントロールはすべてこの画面で行う。4chの入力をこのミキサーで2chステレオでアウトする。コンプレッサーやイコライザーも内蔵されてるけどまぁ、使わないよな。ここでエフェクトかけちゃうと後で手直し効かないもん。あと、マイク入力chのファンタム電源のon/offもここでコントロールする。
 その他のWindows用アプリケーションは何も同梱されていない(Mac用のは付いてるみたいだけど)ので録音自体はいつも使ってるWaveLab Liteを使う。このへんの説明も何も書いてないのでちょっと面食らったけど、なんとかなった。
 試しにこないだのライブ音源を取り込んでみたら、なんだか音質が凄いぞ。全体がひと皮むけたみたいだ。オーディオI/Fでこんなに違うものなものね。弾き語りの録音くらいならミキサー要らないし、USBだからこないだ買ったネットブックで録音できるということだ。「電源があって静かなとこならばどこでもレコーディング可能」つーことでこれは便利。Audigyとの音質比較はそのうち、つーことで。



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