12弦ギター

2012年12月08日

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 文字通り12本の弦が張ってあるギター。12本を別々に弾くのではなく、2本いっぺんに弾くので12コースと言った方がいいのかな?マンドリンなんかも弦は8本張ってあるけど4コース。
 低い方の弦からだと6〜3弦まではオクターブのセット、1,2減は同じ弦が張ってある。なんでこんなことをやるのかというと、ギターとは音程のきわめて不確実な楽器なのでチューニングを完璧に合わせることができない。これを逆手に取って、弦が微妙にずれた音程であることを利用して広がりのあるサウンドを出すことができる。。。っていう説明でいいのかな?
 イーグルスのホテルカリフォルニアのイントロ、ゴダイゴのガンダーラのイントロで弾かれてるギターと言ったらわかるかな?古いか(笑)12弦を全然違うチューニングにしちゃってへんてこりんなサウンドを生み出したパット・メセニーみたいなひともいるけど、12弦でオープンチューニングやるとかなり気持ちいいことになったりする。
 初心者にとってアコースティックギターは、結構コードを押さえるのが大変なくらいテンションがきついんだけど、12弦はそれが倍になるわけだからそれだけ強く押さえないとちゃんと音が出ない。右手のピッキングも2本同時にはじかなきゃいけないから、正確に弾かなきゃいけない。なにかと厄介な楽器なのである。僕の敬愛するギタリスト、ラルフタウナー様はこの楽器で演奏中、何度も爪を割ったそうな。
 久しぶりに出番あるかな?練習しなきゃね。



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