富士宮焼きそばと下部温泉

2007年06月09日

 朝Yっちに起こされる。うーん、呑みすぎた。実はめずらしくYっちが土日連休取れたので、今日から本当に久々の一泊旅行なのだ。なんとか復活させて東名で富士市へ。旅行のついでに富士の叔父のところへ寄る計画。叔父の家に最後に行ったのは小学生のころだから、なんと35年ぶりくらいか?昔思っていたより家が小さくてびっくりする。そろそろ80歳を迎える叔父は元気で、家事もてきぱきこなしていた。叔母は施設に入ったそうで従姉妹とかわりばんこで面会に行く日々だそうだ。
 「昼飯食ってけ」という叔父に丁寧に断って富士宮の街へ。そう、ここは焼きそばの街(^^;
 とりあえず浅間神社にお参りをする。おみくじは大吉。不吉だ。。。

 浅間神社の真ん前に「お宮横町」っつーのがあって、そこが焼きそばブームの中心らしい。市内のあちこちに分散してる店の支店をここに集めているのだそうだ。それまで土砂降りだったんだけど、ここへきて奇跡的に晴れる。そして一番の老舗だという「すぎ本」へ。

 並、ふたなし。ちなみに持ち帰り用パックのことを「ふたあり」というのだそうだ。そばはかなりの歯ごたえ、そして短い。そばめしみたいなカンジ。べたべたしてなくてからっとしてる。ソースは甘さがほとんど抑えられた、辛口。これにかつぶしがかかってる。確かになかなか美味いですが、まぁ所詮は焼きそばですからね。★3。

すぎ本
〒418-0067 富士宮市宮町4-23 お宮横丁内
電話 0544-24-8272
営業時間 10:30〜18:00
定休日 火曜日

 というわけで宿のある下部温泉へ。宿は老舗の湯元ホテル。また、これがニッポンの温泉旅館というのはこういうものだ!ツーカンジの適度にボロいが、ちゃんと手入れされたいいお宿でした。斜めに傾いた迷路のような長い廊下を歩いて部屋に通される。ちょっとカビ臭いのがまた雰囲気である。下部温泉殺人事件、みたいなのが書けそう。
 Yっちとひとっ風呂浴びると、外は土砂降りになっちゃった。温泉旅館の夕食ってテーブル一杯出て来ちゃうよね。で、絶対全部食べられないし、てんぷらとか時間が経ってカピカピになったりしちゃうので宿の夕食はキャンセルしていたのでした。なのでどうしても外で食ってこなきゃならない。傘さして旅館街のはずれの方まで歩いて、居酒屋を発見。入ってみるとこれが大当たり。若いこだわりの店主の繰り出す料理、厳選の焼酎が美味い。
 せせりの塩焼き、美味かったなぁ。また食べたい。麦焼酎の泰明は兼八に似た、麦こがしフレーバー。結局Yっちとふたりで四合瓶が空いてしまう。呑みすぎ。店のバイトの女の子の車で宿まで送ってもらって恐縮。★5。
呑み蔵青木や
山梨県南巨摩郡身延町下部1054
0556-36-0399




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