尺骨異常

2011年04月30日

 ここのところ難曲の練習が多い。武満とかラルフ・タウナーの曲は、かなりのストレッチを要求するし、バレーしっ放しの肉体的に辛いものが多い。ギターぽくない、というか先進のヴォイシングを追い求めようとすると、いきおい左手が凄いことになる。
 3弦2フレットを人差し指、4弦7フレットを小指、なんていうのはもう限界に近いストレッチ。しかもこれを瞬時に、タイミングも確実に押さえなきゃならない。こんな曲を毎日2時間も3時間も弾いていたらある日左手で水の入ったやかんが持てなくなった。小指の付け根から手首、腕に、ぴりっと痛みが走る。いつもの整骨医に聞いてみたら「使いすぎ、しばらくギターは弾かないでストレッチしてください」と言われた。
 いいつけを守って一週間ギターには触らず、毎日ストレッチをしても一向に良くならない。で、今日はもっと本格的に看てもらおうと思って整骨院行ったら、院長休みだった(; ;)仕方がない、じゃぁ帰るかと思ったんだけど、ふと思いついてここの院長の師匠の整骨院に行くことにした。実はシモキタに住んでいたときはそっちに通っていたんだ。電車を乗り継いで到着するとこちらも患者さんが満員状態。それでもこっちの院長に看てもらうことができた。
 曰く、「尺骨が凹んでるね」手首の外側にまるくぽっこり浮き出た骨、これが引っ込んじゃってるのだ。触ってみるとよくわかる。手首を内側に返す運動を続けているとこういう症状になるそうだ。あ、まさに弦を押さえる動作じゃん。。。

 というわけで、早速電気治療されてから、テーピングされてしまいました。「これからは練習した後はストレッチだな」と釘を刺されてしまいました。すびばてん。
 でも「尺骨 ギター」でググると結構症例が出てきて、腱鞘炎と同じく職業病なんだなと思いました。アリさんの知り合いのプロのギタリストも腱鞘炎で、ギタリスト生命絶たれるかも、なんて話も聞いたし。


コメント

ワタシのテニス肘と同様、癖になったら、まずい系じゃないですか??

どうぞ、お大事にねー!!

ありがとうございます。えっと、ネタでございます。

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