ナット交換

2011年05月20日

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 元々僕のNorthwoodはナットの6弦の溝の位置がかなり外寄りのため、弦落ちし易かった。要するに6弦を押さえるとき、ちょっとでも力がナナメにかかると弦が指板から落ちてしまっていた。以前ブリッジ調整でリペアに出したとき、その点を指摘されたんだけどご予算もなかったのでナット交換は先送りにしてたのだ。
 フィッシュマンのピックアップは新宿の新星堂で装着してもらったんだけど、何かの拍子でボディ内の配線止めが取れてしまい、共振するようになっていたのを再度調整に出したら「3弦と4弦のナットの溝が深くて弦高が低い」と指摘された。特に4弦は低くてビリつき易くなっていたそうだ。というわけで思い切ってナットを交換してもらうことにした。工賃は1万円。写真は指板に乗せた古いナット。丸印を注目すると6弦の溝位置がずいぶん外側に寄っているのがわかるかな?Northwood、ものすごく緻密な工作で素晴らしい楽器なんだけど、ナット切りだけ、初心者の作業者にやらせたのかな?ちょっと不思議。



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