Cavatina

2011年08月14日

 映画「ディアハンター」のテーマ曲らしいが、映画はあまり見ない人なので、どんな映画なのかな?とググったら結構ツライ感じのストーリーだなぁ。というわけで、映画は置いといてCavatinaである。アレンジにはあまり見るべきものはないかな。美しいクラシカルなテーマと打って変わった中盤のコードはモダンで、やや難解。それよりもギタリストにとっては延々と続く全弦セーハが肉体労働。全弦セーハとは左手の人差し指1本で6本の弦、全部を押さえるフォームのこと。ギターの初心者が最初にぶつかる壁、そう、Fのコードには全弦セーハが登場する。
 そろそろ僕の左手の力も衰えてきてるので全弦セーハは僕も嫌い。自分の曲には極力このフォームが出てこないように工夫しちゃうくらいだから。それでもまぁ1小節くらいならいいんだけど、これが延々続くのだ、Cavatina。鬼のアレンジである。
 このひとの演奏を見ればわかるけど、ずっと人差し指が指板に張り付きっぱなしである。あーつらい。



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