今は亡き、下北沢マックのマスターに会いに 〜洋食バル ウルトラ

2012年03月17日

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 2008年の8月に惜しまれつつ33年の歴史に幕を閉じた下北沢の洋食屋マック。僕ら夫婦も大好きで週に2回は通っていた店でした。間もなく、そのマスターが急逝されたことを知り、どうにもならない気持ちでした。それからも暖簾分けした笹塚のマックまでわざわざ出かけていって懐かしい味を確認しにいくのが最近の僕でした。
 そうしたら当時店を手伝っていた息子さんが経堂で洋食屋を始めた、というのでいてもたってもいられず、行ってきましたよ。実は生前のマスターが閉店のちょっと前に「いまは店を閉めるけど、ちょっと考えてることがあるんだ。楽しみにしててよ。」って仰っていたの思い出す。今になってみるとあれは何だったんだろう?というわけでカウンターの中には息子さん、フロアには娘さんという布陣のこぢんまりとした店でした。で、あのなつかしいランチをやってました。ちょっと悩んで、やっぱりあの生姜焼き定食を注文。僕の生姜焼き定食のメートル原器はシモキタマックなんですよ。ここの味はまさに「あの」味でした。ただし、ちょっとだけシモキタよりもお肉が上等なようです。みそ汁もワカメと玉ねぎのちょっと甘めな「あの」味。うーん、食べていて涙が滲んできました。
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 メニューを見ると、ちゃんとした今風のメニューもあるし、ワインも揃っているようで、実はご主人は今風なバールをやりたいんじゃないかな?と思いました。でも、昔の洋食もあるしみそ汁も出すよ、って感じ。さぁどうなんでしょう。でも僕ら下北沢マックを知る人間には涙ちょちょ切れるメニューなので、続けてほしいとは思いますね。
 もちろん、また行きます。ごちそうさま! 〜食べログの書き込みより〜

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