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　9回にこの人が出てくると、あー打たれそうって思い、ホントにパカパカって打たれて1,2点取られるんだけど、なんとなく勝ってしまう、ヤクルトファン歴の浅い僕にはそんなイメージ。で、その人の最後の投球を見ようとYっちと新潟は長岡まで行ってきました。

　新潟県長岡市、悠久山球場。あのイチローがプロ入り後、初めてのホームランを打ったことで有名らしい。ちなみにそのときのピッチャーは野茂。今日はBCリーグの新潟アルビレックスBC対信濃グランセローズの試合。

　流石引退試合ということで、BCリーグ発足以来空前の6,664人の入場者だそうだ。僕らが到着すると1塁側内野席は一杯だったので3塁側の外野に近いところへ。スタンドは9月も終わりというのにめちゃめちゃ暑い。球場前には臨時の売店もあるんだけど、ビールやかち割りはあっという間に売り切れ。

　普段は人を入れない芝生の外野席も今日は解放。バックネット裏の木立からダダ見もオーケー。のどかな地方球場の魅力満杯である。

　来る途中のサービスエリアで買った醤油おこわ。めちゃめちゃ美味い。流石新潟！

　グランド整備も選手がやります。5回の風景。

　7回にはジェット風船。試合の方はフォアボールの連発、デッドボールに押し出し、と荒れた展開。容赦ない日差しにやられたのもあるが、終盤はかなり見てる方もダレてきたなぁ、というのが正直なところ。

　そして9回表ツーアウトで、ついに「ピッチャー、オレ」

　最後の一球はやはりシンカー。信濃の4番「原」をレフトフライに打ち取って、ゲームセット。

　試合後の引退セレモニー。「終球式」のキャッチャーを勤めるのは古田だ！ちょっと泣ける。

　アメリカからこのためにわざわざ帰国してきた福留孝介から花束贈呈。この他、川崎憲次郎も来ていたらしい。

　最後は胴上げ。お疲れさまでした、そしてありがとう。
　ちなみにこの様子はUstreamで見られます。