歌入れ

2013年03月11日

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 朝10時、ありのぶが我が家に到着。なんと江古田からチャリンコでギター担いでやってきた。彼にとっては朝10時は寝てる時間だそうなので辛そうである。でもまぁ、レコーディングですからね。がんばってもらわないと(笑)
 着いて早々、ギターのレコーディング準備にとりかかる。CDに収録されるのはありのぶのオリジナルばかり10曲以上になる予定だけど、本人の思い入れのある2曲だけは、本人のギターと唄で録音しようと思ったのだ。僕ひとりでレコーディングしてたときは、PCの録音ボタンをクリックし、そそくさとギターを抱えて、ヘッドホンをしてから自分の口で「ワン・ツー・スリー・フォー」みたいにカウントをとって演奏開始、失敗するとヘッドホンを外してギターを置いて、PCをストップさせ。。。みたいにちょー大変だったんだけど、今日はふたり。何をするにも余裕のよっちゃん。何せ、僕は今日は演奏しなくて良いのだ。ははは。
 ギター録りは午前中かかったので、ここで飯。パスタを茹でて、Yっちが仕込んでおいてくれたアラビアータソースで。食後はヴォーカル録り開始。パワーも出るし、立って歌おうということになり、マイクのセッティング。そこでレベル調整しようと僕が大声を出したら、変な共鳴音が鳴った。金属音っぽかったのであちこちそれらしいものを探査するが。。。。そしたらなんと、こないだ買ったランプシェードが犯人だった(笑)これを外して解決。
 ヴォーカル録りは初めてだったので、いろいろとあたふた。ちょっとうたってみたありのぶが「難しい」という。なんでだろ?と思ったら、やはりヴォーカルにリバーブが欲しいのだそうだ。毎週路上で歌い、月に一度はマーキーでライブをやっているありのぶですら、そうなんだ。確かに無響室で歌ったりすると気持ち悪いもんね。僕の部屋はそんなにデッドではないけれど。
 ちょっと悩むが、ヴォーカルのモニターアウトとヘッドホンの間に、僕のソロギター用のデジタルリバーブを挟むのはどうだろう、ということになって、これで解決。いろいろ勉強になるなぁ。こういうことはやってみないとわからない。ご機嫌の戻ったありのぶはそれからエンジンがかかり、そこから夜の7時近くまで一気に10曲を歌いまくり。さすがだね、喉が潰れないもん。もちろん何度も録り直しをしてるし、録音中にヘリコプターが飛んできたり、廃品回収がやってきたり、マフラー改造バイクが通ったりで、何度も中断してる。それでもかなりいい感じで第一回目の録音が終了しました。仮ミックスダウンしたので、気に入ったらぜひCD買ってね。



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