餃子の都

2008年11月01日

 何故か突然思い立って宇都宮へ。駒場の整骨院行って、浜田山でタイヤ交換してから出発したので宇都宮入りは5時すぎとなりました。JR宇都宮駅前のビジネスホテルにチェックインし、早速Yっちと街の探索へ。大都会ですねぇ、宇都宮。宇都宮とくれば餃子。老舗の正嗣っていうのが有名らしいので行ってみたら。。。。ネタ切れ終了でした。残念、ホテルでもらった「餃子マップ」を広げ、ここだ!とみんみん本店に行ってみてびっくり。なんと50人くらいの行列ができてます。話にならん、ともう一軒。青源 本町店。こっちはガラガラでした。ちょっといやな予感。
 普通の焼き餃子とこの店オリジナルだという水餃子を注文。焼き餃子は。。。。まーねー、というか水準以下じゃん、これ。ウチの近所の昇龍の餃子のほうが断然美味いよ。味噌ベースの水餃子は、何故か酢がはいっていて不思議な味だけど、これも大したこと無し。ああ、やはり、「名物に美味いもの無し」なんだろうか。
 広島お好み焼きも富士宮やきそばも宇都宮の餃子も尾道ラーメンも喜多方ラーメンも出雲そばも地元で食べたけど、別に大して美味くないじゃん。やっぱり美味いものは東京に集まるんだよな、というのが最近の僕とYっちの共通の意見。
 ちょっとがっかりして宇都宮の街をぷらぷら。なんか街全体でジャズのイベントをやってる模様。そんなときに「フレアバー」という店をみつける。結構お客も入っているようなので、ディナーはここにした。実はここはフレア・バーテンダーの店だった。映画の「カクテル」ってあったじゃん。ああいうショーを見せるバー。中田似のイケメン店長がシェーカーでジャグリングしたり、火吹きをやってくれたりして楽しい。実は翌日はフレアの大会なんだそうだ。カクテルは美味しかったけど、残念ながら料理はダメだった。特にピザ生地。でも頑張って欲しい。
 そして、宇都宮はカクテル・バーの街でもあるのだ。街で一番小さく、そして老舗と言われるカクテルバー タナカへおじゃまする。店はカウンターに7席のみ。だけど重厚でいい雰囲気。御歳67歳というバーテンダーの田中さんのおしゃべりが最高。かたっくるしくなりがちな本格バーだけど、こういう素晴らしいバーテンダーがいらっしゃると肩肘張らずに呑めるよね。ジンライムを頼んだら、振ってくれました。ちょっと珍しい。田中さんカクテルコンテストの優勝経験もあるそうです。で、大体何呑んでも一杯800円ってばリーズナブル。こんな店が近所にあったら、毎晩通っちゃうよね。それで田中さんに伺ったら「地元のひとは餃子なんて食べないよ」だって。やっぱり。



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